住み慣れた地域で、馴染みの関係の中で安心した生活を送る。
地域の中で支え合いながら、みんながそれぞれにいきいきとした生活が出来るように、看護師、社会福祉士、介護支援専門員がそれぞれの専門性を活かし、地域の方々を支える仕事をしています。
たとえ認知症になっても、その人であることには変わりません。
風邪をひいたら症状として、熱や咳が出るように、認知症になって物忘れや同じ話しをするのは認知症の症状なのです。
熱が出ていてもその人はその人。物忘れをしてもその人はその人。
症状だけを捉えていては、「その人らしく」は見えてきません。
症状を症状として捉えて、改善の方法を探しながら、症状以外の「その人らしく」に着目し、家族や、私たち職員また地域を含めたみんなでその人を「その人らしく」を支えていく事が大切だと考えています。
ほんの小さな困りごとから、介護が必要な困りごと、地域で支えあえるための橋渡しとして地域包括支援センターいきいきタウンはあります。
何らかの疾病で支援が必要になった方それぞれに「できること」「できないこと」は違います。
「できないこと」に焦点を当てて支援をするのではなく、「できること」にも注目し、最大限に「できること」と活用する。それが「介護予防」です。
本当の「できないこと」と、気持ちや環境のなかでの「できないこと」をしっかりと区別する。
気持ちや環境を整えることによって、「できること」を増やしていく事が大事なのです。
持っている能力を使わないと、あっという間に本当に「できないこと」となり、自宅での生活ができなくなってしまいます。
ご本人やご家族でも気づかない「わからない」ことを、私たちいきいきタウンの職員は「知って」います。
そこに専門性を最大限に発揮し、地域に根差した地域包括支援センターとしての役割を担い、高齢者が住み慣れた地域で安心した生活が送れるように、職員一丸となって仕事をしています。
地域包括支援センターとは、地域のみなさまの保健・福祉・医療の向上、虐待防止、介護予防マネジメントなどを総合的に行う機関です。
高齢者のみなさまが、住み慣れた自宅や地域の中で安心して生活していただくための、総合相談窓口となっています。日常生活を営むのに不自由なことがあったり、不安がある時には、地域包括支援センターにご相談ください。私たちが必要な介護サービスや保健福祉サービス、日常生活支援などの相談に応じます。
介護、福祉、医療に関することなど、どこに相談していいかわからない場合、まずは私たち地域包括支援センターにご相談ください。
地域包括支援センターには、専門員として社会福祉士・看護師・主任ケアマネジャー(介護支援専門員)がおり、地域内に住む高齢者の「総合相談」「介護予防」「サービスの連携・調整」などの業務を行ないます。
介護・福祉・保健の専門職がチームとなり、地域の高齢者を支援し、暮らしやすい地域づくりを目指しています。
地域包括支援センターはそれぞれ担当する地域を持っています。
日野市では現在9カ所の地域包括支援センターが設置されており、いきいきタウンは
「東平山2・3丁目、平山1丁目~6丁目」を担当しております。
その他の地域につきましては、日野市のホームページをご覧ください。
日野市地域包括支援センター
その他にも、介護や健康、福祉、医療、生活に関することのご相談、介護予防のための計画作成や介護予防活動に関するご相談など、不安・悩み・困ってることをご相談ください。
お気軽にお問い合わせください。
〒191-0054 東京都日野市東平山3-1-1